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【報告】e-Learning Awards 2011フォーラム(2011/11/21-22、秋葉原UDX)

本部会の2011年度第1回イベントとして、「e-Learning Awardsフォーラム」に参加、パネルディスカッションと意見交換会を開催しました。
テーマ 「オープンコンテンツと有償コンテンツは共存できるか:学習コンテンツ共有流通の新たな枠組みに向けて」
日時 2011年11月21日(月) 講 演 会 13:40 – 14:30 意見交換会 10:10 – 11:10 http://www.elearningawards.jp/
場所 e-Learning Awards フォーラム会場 UDX Gallery およびGallery Next 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 4F http://www.udx.jp/gallery/index.html
本イベントは、講演会(講演時間50分)と意見公開会(1時間)からなります。10:10-11:10の意見交換会には、現部会メンバーおよび関係団体のご代表、合わせて13名にご参集いただき、本部会の位置づけと事業について率直な意見の交換をおこないました。 続いて、部会の企画セッションとして、13:40 – 14:30、パネルディスカッション「オープンコンテンツと有償コンテンツは共存できるか:学習コンテンツ共有流通の新たな枠組みに向けて」を行い、AXIESおよび本部会の紹介をかねて、問題提起を行いました。情報化の進展により、大学(人)が教育や研究のためのコンテンツを電子化し共有再利用することが容易になりました。一方、書籍や雑誌など電子出版物も確実 に学術教育分野に普及しています。本パネルでは、学習コンテンツのオープン化を推進してきた大学人と、有償コンテンツを販売する出版社の代表に、その共存 や連携のモデルについてご議論いただきました。すでに、「大学=オープン」vs「出版社=有償」という単純な図式は成立していないようで、OER(公開学習資源)を利用したビジネスの可能性や、出版社によるオープンコンテンツを視野に入れたビジネスモデルの可能性なども示唆されました。 開会挨拶に、AXIES理事・深澤良彰先生(早稲田大学理事)、パネリストとして、大学から、福原美三先生 (日本オープンコースウエアコンソーシアム事務局長・明治大学教授)、中嶋航一先生(NPO法人CCC-TIES事務局長・帝塚山大学教授)、出版社から三瓶 徹先生(一般社団法人 日本電子出版協会 事務局長)をお招きし、参加者も100名を超える方々(おそらく)にお越しいただき、盛況裡に終わり、企画者としてはほっと一安心というところです。

構成・講演者等

講演会の部(50分) 挨拶: 深澤理事(AXIES理事・早稲田大学理事)パネルディスカッション 「オープンコンテンツと有償コンテンツは共存できるか:学習コンテンツ共有流通の新たな枠組みに向けて」 大学: 福原美三(日本オープンコースウエアコンソーシアム事務局長・明治大学教授)・中嶋航一(NPO法人CCC-TIES事務局長・帝塚山大学教授) 出版社: 三瓶 徹(一般社団法人 日本電子出版協会 事務局長) モデレータ: 山田恒夫(AXIES学術・教育コンテンツ共有流通部会主査・放送大学教授)
意見交換会の部(60分) ご出席者(五十音順、敬称略) 井上 仁(九州大学情報基盤センター准教授) 大西淑雅(九州工業大学e-ラーニング事業推進室・講師、本部会メンバー) 岡本敏雄(電気通信大学大学院教授、eLearning Awards Forum実行委員長、JSISE会長) 榑松 明(実務能力認定機構理事) 佐藤伸平(金沢電子出版) 三瓶 徹(日本電子出版協会事務局長) 中嶋航一(帝塚山大学教授、CC-TIES理事・事務局長、本部会メンバー) 深澤良彰(早稲田大学理事、AXIES理事・本部会担当理事) 眞鍋豊孝(北海道大学) 森 正樹(静岡大学情報基盤センター客員教授、e-コミュニケーション・コンソーシアム事務局長) 森本容介(放送大学ICT・活用遠隔教育センター准教授、本部会メンバー) 山地一禎(国立情報学研究所准教授、認証部会主査、本部会メンバー) 山田恒夫(放送大学ICT・活用遠隔教育センター教授、本部会主査)