【報告】AXIES-csd 2013年度第3回部会研究会を開催(2013/11/22、東京・eLAフォーラム)
2013年11月22日(金)11:10-12:00、eラーニングアワード2013フォーラム会場(東京・お茶の水、ソラシティカンファレンスセンター)において、第3回部会研究会を開催いたしました。今回は、日本電子出版協会(JEPA)の後援をいただき、「電子教科書と学習管理システムの融合:国際標準化における新展開」というタイトルでパネルを行いました。120名を超える登録者を得、当日もちょうど満席という状態で、本フォーラムで最初に「満席」になったセッションということもあり、多くの会員のみなさまには登録いただけず、大変ご迷惑をおかけしました。次回以降の反省点にしたいと思います。なお、概要は以下の通りです。
講演概要
タブレット端末の普及を受け、最近注目を集めているMOOC(大規模オープン公開講座)においても、eLearningプラットフォームとしての次世代電子教科書(マルチメディア型・適応型電子ブック)が注目されている。こうした流れが国際標準化にどのような影響を与え始めたか報告する。特にePUBを推進してきたInternational Digital Publishing Forum (IDPF)と、学習管理システム(LMS)等、eLearningの多くの技術標準を提供してきたIMS Global Learning Consortiumとの協働に注目する。
山田 恒夫 氏(放送大学教授)
田村 恭久 氏(上智大学准教授)
司会:浜田 知子 氏 (ガートナージャパン株式会社)
現在国際的には、ePUB3.0を推進してきたIDPF、QTIやLTIなどのeLearning標準を提案したIMS Global Learning Consortium等の間で、次世代電子教科書・学術書のための「EDUPUB」という新たな標準が検討されています。こうした動きに日本からどのような提案をするか、日本電子出版協会(JEPA)、JMOOCそして本部会で共同研究会を開催する予定です。ご関心のあるAXIES会員のみなさまにはぜひご参加ください。
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